Q.1　物件を見に行く前に、知っておきたい情報とは！？

お部屋探しをするにあたってはいろいろな注意点があります。
その中でもココでは「寸法」について。
よく現地で「持っている家具が置けるかどうか・・」と心配されるお客様がいらっしゃいます。
ぜひ内見前にお持ちの家具や家電の寸法を測っておいて下さい。
中には“型紙”を用意してその場で広げて確認する方も居ました。
特にドラム式の洗濯機は設置箇所だけではなく、搬入路の幅もチェックしておくと良いですよ。
置けると思って持ってきたら途中でつっかえちゃった例も有りましたから。

Q.2　不動産屋で目にする間取図の意味って！？

不動産の物件情報を見ていると、色々と出てくる「間取りの表記」。
例えばよく見かけるのが「１Ｋ」とか「２ＬＤＫ」とか。
お客様の中には実はあまり良く分からずに使っている方もいらっしゃいます。
最初の数字はお部屋の数。これは簡単ですが。
「Ｋ」と「ＤＫ」と「ＬＤＫ」の違いは微妙です。厳密にいえばキッチンにテーブルが置けると「ＤＫ」。
さらにソファーなどが置ければ「ＬＤＫ」となりますが。
実態は「〇帖」以上と言う広さで決めてしまっています。なので「ＬＤＫ」となっていてもドアや動線の関係で
実際にソファーが置けないものも有るのでよく注意して下さい。
ちなみに「Ｓ」と出てくるものが有ります。これは「サービスルーム（＝納戸）」の意味ですが。
本当に納戸も有れば、建築基準法上、採光計算を満たさないだけで実質“居室”のような「Ｓ］も有るので間違えないように。
「ＰＳ」はパイプスペース、「ＭＢ」はメーターボックスを意味します。
補足ですが「ＣＬ」はクローゼット、「ＷＩＣ」はウォークインクローゼットの事です。
小さな間取図内には書き込めない為、略字を使うので覚えておいて下さると助かります。

Q.3　間取図でよく見かける「ＳとかＲＣとかＡＬＣとか」の意味って！？

不動産の募集図面を見ると、実に様々な情報が載っています。
そもそも募集図面は、それを借りる（買う）一般消費者に分かるように作らなければ意味がありませんし、実際そうなっているモノが多いかと思いますが、ナゼか略されてしまって本当に消費者に伝わる？と感じる項目に、「建物構造」があります。
構造とは、建物の躯体（＝骨組み）のコトを指し、建物の重要な部分だけにどんな材質を使っているかによってその建物に期待できる耐久性や耐震性、遮音性など が変わってきますので、重要な情報というコトで図面にも記載される項目なんですが、その、よく見かける構造を略さずに以下に挙げてみると・・・
・Ｓ造は鉄骨（軽量・重量と違いあり）
・ＲＣ造は鉄筋コンクリート
・ＡＬＣ造は気泡コンクリート
・ＳＲＣ造は鉄骨鉄筋コンクリート
と言った構造の違いが有ります。それぞれメリットやデメリットが有るので、物件を決める前に不動産屋に尋ねてみて下さい。

Q.4　物件を見に行くときにチェックして欲しいポイントって！？

みなさんはお部屋を探す時に何を基準にしますか？
「家賃」、そうこれ大事ですよね。 「広さ」、これも重要。
或いはセキュリティーなんかも今の世の中ではいい加減には出来ませんし、水周りなども重要なチェックポイントです。
そうした様々な点を吟味し、ようやく理想のお部屋を見つけたと思ったら、
「住んでみてがっかりした」な〜んて経験は有りませんでしたか？
ご自身で十分検討し、納得した筈が意外な落とし穴が待っていた、なんてことも有るんですよね。
真っ先にお部屋を見る前に、エントランスや駐輪スペース、共同のゴミ出しコンテナなどみんなで使う箇所がキレイかどうか。
これも重要なチェックポイントです。
そこを見れば今住んでる入居者たちのモラルへの意識や管理会社の姿勢が分かりますからね。
お部屋だけじゃなく周辺の雰囲気もチェックしましょう。

Q.5　仕事を探すためには住所が必要。部屋を借りる為には仕事が必要！？

失業中の方が再就職するのは難しい事です。
中でも住む場所が無い人にとっては再就職はさらに大変です。
ひとまず住所が有るかどうかで大きな違いが有ります。
賃貸契約は、この先家賃を払えるかどうかと言う審査をします。
無職の方にお部屋を貸すのはリスクが有り「仕事が決まったらまた来てね」などと断る業者も居ます。
そんな時、今の時代便利なのが「保証会社」の存在です。
オシゴトが無い状態でも保証会社の承認が得られれば入居審査がクリアする事例も出て来ました。
住所が決まれば就職活動もしやすくなりますよね。
「保証会社」の扱いは業者によって違いますので担当者に確認してみて下さい。